モーズ・バーベキュー

cover英国が誇るゴールデンコンビ、THUNDERのダニー・ボウズ(Vo)、ルーク・モーリー(G)のプロジェクトBOWES & MORLEYの第二弾アルバム。前作はTHUNDERが解散した後の、ファンとしてもどうとらえるべきか迷ってしまう接し方だったけれど、バンドが無事に再結成したいま、純粋に二人のプロジェクトとして聞くことができます。内容もこの二人が作り出す音以外のなにものでもなく、渋くてエモーショナルな大人の嗜好品。

超豪華プロジェクト

B'zの松本孝弘(g)が中心のプロジェクトTMG(MSGの真似かよ)は、MR.BIGのエリック・マーティン(Vo)、NIGHT RANGERのジャック・ブレイズ(b)、ブライアン・ティッシー(dr)といった豪華な顔ぶれのようですがどんな曲なんでしょう?テレ朝の2004年度のスポーツテーマソングなんだってね。

ギフト券の使い道

coverAmazonのアフィリエイトプログラムの売り上げで3000円分のギフト券が使えるというので何買おうか思案したところ、常々B!誌F氏が北欧美旋律といえばコレ!ってな感じで取り上げるイングヴェイ・マルムスティーンの元妻、ERIKAの「COLD WINTER NIGHT(1990年)」が3曲のボーナス曲入りで再発されるとのことなのでこれに決定。試聴とかしてみましたが確かに何れの曲もツボつきまくりのメロディでストライクゾーンに飛び込んできました。到着楽しみです。

→試聴はここで可能

12年経つと…

coverHOUSE OF LORDSが12年ぶりに新作「THE POWER AND THE MYTH」をリリース。オリジナルメンバーでの復活のはずが途中でグレッグ・ジェフリアが脱退してしまいデレク・シェリニアンがサポートしたとか。いやー懐かしい。ちょうどHRを聞き始めたころにヘヴィロテしてたんで思い入れも強かったバンドが解散したときはショックだったけど、これだけの歳月が経ってから再結成するなんて。シンガーのジェイムス・クリスチャンも、短髪のせいで昔の面影からはかなりかけ離れてるけど、とにかく新作の内容が楽しみ。
ところで、THRONE OF CHAOS改めTOSは一体どういうつもりなんですかね…。あと、BLUE MURDERが来日するの?ジョン・サイクス以外のメンバーは誰なのよ?すごく観たい!できればカーマイン・アピスとトニー・フランクリンの3ピースが希望だけど、マルコ・メンドーサとトミー・アルドリッヂあたりが無難なとこかな?

THUNDERDOME

PINK CREAM 69のニューアルバム「THUNDERDOME」。ヴォーカルが英国人のデヴィッド・リードマンになってから既に6作目。時の流れは早い。この作品でも相変わらず粒ぞろいの伝統的HMな楽曲がひしめいていて、ファーストインプレッションとしては最近の作品の中ではバランス感に抜きんでた印象。PC69節炸裂の#7「Shelter」とか#11「Another Wrong Makes Right」、バラードの#13「Carved in Stone」あたりは鳥肌モノですわ。つくづくデヴィッド・リードマンって巧いシンガーだと思います。

スマスマ

昨日のSMAPとBoAの組み合わせで歌った「Listen To My Heart」と「Rock With You」は特にヒドかったなぁ…。女性のキーにあわせるとどうしても低い声で歌わなければならないのは仕方ないけど、“アーティスト同士のコラボレーションから生まれる新たな魅力”には程遠いカラオケレベルでがっくし。逆にBoAの歌唱力は際だっていたけど。このコーナーはスマスマの中でもひとつの核になっているようですが視聴者はいつもハラハラしながら観てるんでしょうね。本人たちもきっとやりづらいかと。まぁ自らが下手と公言してるしそこがまたこのグループの魅力なんでしょうけど。今クールからこぞって登場となったドラマの初回視聴率を足すと100%を超えるだなんてホントにすごい。空前絶後のグループですねって話がすりかわっちゃった。

LORDI

coverあちらこちらのサイト様でも絶賛されているLORDI「GET HEAVY」。こりゃ素晴らしいですね〜。80年代を思わせる煌びやかさに溢れたメロディ、よくもまぁこんな素晴らしいフレーズが次々と生まれてくるもんだと関心です。メロディ派は必聴かと。コスプレ…というか特殊メイクもここまでくると拍手を送りたくなるぐらい気合いが入ってマス。見た目とは裏腹にかなーり聴きやすいですよ。このメロディと佇まいは是非ライブで体験したいものです。

2003年のベスト

coverあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いしますー。
毎年恒例となっております「2003年ベスト」をアップ。2003年も良質な作品がたくさんありました。CHILDREN OF BODOMの「HATE CREW DEATHROLL」をハラ的ベストアルバムに選出。ヘヴィメタルのかっこよさ全開の名盤で、これまで個人的にIN FLAMES、ARCH ENEMY、DARK TRANQUILLITYに次ぐ4番手な存在だったのが、一気に順番に関係ないバンドとして接するようになりました。これらのバンドは自分たちの型をどんどん破ったり、逆に自分の型をとことん追求したり、独自の路線を邁進しているので常に新作に触れる度に大きな期待が膨らみ、大きな驚きで楽しませてくれます。今年はIN FLAMESの新作が出るようなので、前作大きく変化したサウンドをどう展開していくのか楽しみですね。

HEAVEN 'N' HELL

フィンランドの名門スパインファーム・レーベルからデビューしたHEAVEN 'N' HELLのデビューアルバム「SLEEPING WITH ANGELS」。若き日のオジー・オズボーンが北欧R&R(ヘラコプターズのVoの声に近い?)を歌っているような感じの声はかなり個性的。かといってガレージロックっぽい感じではなく、80年代の重厚で伝統的な英国ハードロック・サウンド、そしてフックに富んだキャッチーなメロディは多くのロック・ファンに受け入れられるのではないかと。かっこよいバンドです。元旦に更新予定の2003年ベストはすでに確定しつつあったのですが、このアルバム収録の#3「Take My Hand」は文句なしに名曲なんで、ランキングに影響を与えるかも。

In Santa's Claws

coverラジオからは山下達郎やら竹内まりややらマライヤ・キャリーやらワムやら毎年必ずヘヴィローテーションになる曲がガンガンかかってるがいい加減聞き飽きた。ま、こういう曲をかけることで世の中がいつの間にかクリスマスカラーに染められていくんだろうけど。さてさて、メタラー向きのクリスマスソングがあるのかというとあんまり思いつかないですが、好きだったのはドライブ感のあるギターサウンドとキャッチーなメロディが秀逸なPRETTY MAIDSの「In Santa's Claws」。1990年にミニアルバムでリリースされていた。欧州では「First Cuts ...And Then Some」というタイトルで1stとのカップリングで出ていたらしい。他にはMAGNUMの「On Christmas Day」も良い曲だし、BON JOVIは「Please Come Home for Christmas」なんか出してましたね。このあたりの選曲ってのはやっぱりありえないですかね。