今月、本(共著)出します。
11月28日発売予定の「レイアウト・デザインのアイデア1000」(翔泳社)。6人の共著です。僕が作成した作例は270個ぐらい。
<内容紹介>
「PhotoshopやIllustratorなどは使えるけど、肝心のレイアウト・デザインのアイデアが浮かばないという人や、なぜかうまくデザインがまとめられないという人に。デザインの根本となるモノクロのラフだけをたくさん集めました。雑誌、パンフレット、チラシ、ポスター、案内状、広報誌、名刺、ポップづくりで悩んだときに必ず役立つカタログ集です。パラパラめくっているうちに、これは!というやりたいデザインが見つかるはず。デザインワークが楽しくなるアイデアヒントがいっぱいです。」
そうか、もう君はいないのか / 城山三郎
昨年お亡くなりになった城山三郎さんは、僕が茅ケ崎に住んでいるとき、すぐ近くのマンションに住んでいたそうです。当時それを知りつつも文学に関心が薄くて作品に触れることはなかったのですが、最近たまたま本をみかけたので、遺稿となった本書「そうか、もう君はいないのか」を手にとりました。
先に逝ってしまった奥様との人生を振り返る半生記。書き終わっていない内容を編集者が構成した第一部と、二女・紀子さんが書き添えたあとがきからなる二部構成。平凡だけど、そこにきらきらと輝くような人生がある。いろんな夫婦像があり、読み手それぞれの夫婦のカタチとは違っても、夫婦とは何かというのを考えさせられます。
泣ける本だときいていました。毎朝早朝に読み進めてましたが、最後の二女紀子さんのあとがきに涙腺が緩みました。
近代史
学校の社会科で日本史や世界史を勉強したとき、近代史って学年末のあたりにちょこっと触れるぐらいで、個人的にもあまり興味が湧かなかったのですが、大人になっていまの社会とかに興味を持てば持つほど、近代史を知りたい欲求が増えてきました。とはいえ、本格的に勉強するつもりもないので、目下ハマっているのがNHKの「その時歴史が動いた」のコミック版(集英社)。
このシリーズは、歴史上の事件を、そこに深くかかわった“人”にをスポットをあて、その人たちの「決断」「焦燥」「挫折」「挑戦」…といった切り口で時代の背景を描いているので、本当に興味深く読めます。数冊読むと同じ事件のことが違う人物からのアプローチで登場したりするので、時系列でなんとなく歴史の流れをつかむのとは違った理解が得られます。点が線となり、結局何回も読み返すことになります。
昭和史だけでも「激動編」、「太平洋戦争編」、「終戦・平和編」、「復興編」、「経済立国編」など。1冊のボリュームは約500ページ。濃いです。
小泉今日子に学ぶ
小さい頃から、自分の興味のあることにはとことん追及する反面、それ以外のことに全く関心を持たない(排除してしまう?)極端なところがあって、特に生物…動物、植物とか全く無知もいいところ。いまだに、動物の絵が描けない。(会社でも、動物の絵は原に描かせるな、いや、面白いから描かせろ、みたいな存在)
そんな教養の無さをカバーしようと、この歳になってアンテナを違うところに張ろうとしたり…。書店でも、普段見ないようなエリアを探索したりとか。
今日は「ソトコト」を買って読んだ。“いきもの大特集”というタイトルにつられて。最近は動物に癒しを感じることが顕著です。で、その次のコーナーで小泉今日子と分子生物学者・福岡伸一が「多様な生き物と、多様な生き方をする方法」なる対談記事があって、「生命ってなんだろう」というところからいろいろ話が進んでいくわけですが、その中で「面倒くさいことも怠けずにやることが必要。得意なことだけやっていると…多分つまんなくなるから」というくだりがあって、なんか“前述のような自分”の心に直撃しました。アイドルだけじゃなく、書評や演技などいろいろな才能を発揮して新境地を開拓した小泉さん。尊敬です。
わずか4ページの内容ですが、福岡氏のわかりやすい話の切り口とか、他にも考えさせられることたくさんの記事でした。
歩み寄る
音楽の趣味において全く相容れないディレクターS氏の今日の大人なひとこと。
「メタルも、1週間聴き続ければ好きになるかも」
えぇ、いいですとも。貸しますとも!
音楽どころか、本においても相容れないディレクターI氏。
それなのになぜか本の貸し借りが多い。そして、お互いに読破できずにいる。(漫画・BECKを除く)
そんなI氏は今日もまた本を貸してくれた。
内容は“翻訳が好きで仕方ない二人が語り明かした一冊”だそうだ。
読了できるか不安だけど今晩から早速読んでみる。
面白いかも。
で、S氏推薦の音をYouTubeで聴きながら(なかなかよいかも)このブログを書いています。
周囲の人から、多様性を身につけよう…。
ガネーシャ × 水野敬也
ドラマ化が決定しているという「夢をかなえるゾウ」。ガネーシャがどういうふうに映像として登場するのか気になりますが、こんな感じなのかな?まさか着ぐるみとかじゃないよねぇ…
<最近仕入れた本>
◎本を読む本 モーティマー・J. アドラー、C.V. ドーレン
◎はじめて読むドラッカー プロフェッショナルの条件 P・F. ドラッカー (著)
◎「やらないこと」から決めなさい! 小山昇
◎罪と罰「まんがで読破」 ドストエフスキー
レバレッジ・リーディングの実践はなかなか難しいけど、「まんがで読破」シリーズは、名作が1時間で読める。
今日仕入れた本
長野駅前の人出がまばらな午前9時代にスタバで朝食(ふたりともツナメルトがお気に入り)をとったあと、書店へ。
◎和力 日本を象る 松田行正
◎勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 勝間和代
◎グーグルに勝つ広告モデル 岡本一郎 →本日中に読了
◎会社の品格 小笹芳央
◎人生は負けたほうが勝っている 山崎武也
◎その時歴史が動いた 知将・猛将編 →本日中に読了
◎その時歴史が動いた 昭和史復興編
◎人間失格 太宰治 →本日中に読了
Hくんから借りた「BECK」25〜33巻を金・土曜で一気に読了。
「レバレッジリーディング」も読了。
M・ゴールドスミスの「コーチングの神様が教える〜」はやっと半分。
ちなみに、「その時歴史が動いた」と「人間失格」は
漫画です…。
文学を漫画で読むなんて邪道かもしれませんが…。ほかにもいろいろシリーズがあるのできっかけづくりとしてはいいかもしれません。
決断力
美容室で順番待ちしている間(※勝山が懇意にしている美容師さんに二人ともやってもらっているので、待ち時間を考えて常に本を携帯していく)、「決断力 羽生 善治」を読了。将棋界の天才・羽生善治がどのように将棋と向き合い、経験を積み、決断しているのかがよくわかる本。
将棋に興味があるわけではなく、将棋の世界がどうなっているのかまったくわからなかったので、対戦の仕組みとかいろいろ知ることができて興味深かったです。どんな人を尊敬していて、誰がライバルなのかがわかると、これから羽生さんの対戦をなんとなくチェックしてみたいと思いました。
最近我が家では読書ブーム。寝る前とか無駄にネットなどせずに(どうせなんとなく巡回して終わるだけだし)、もうちょっと読書に時間を費やしたいところ。
ちなみに僕の順番のとき、先に終わった勝山は別の本を読んでいました。
掲載情報
◎長野商工会議所の「商工会議所だより」連載「人きらっとひかる」に出ました。
◎昨日、長野市内のBARにて、某テレビ局と某サイトのコラボレーション企画による対談の収録をしました。
◎勝山の個展情報は、日和hiyori、西之門しんぶんなどに載っています。たくさんのご来場ありがとうございます。展示は29日(日)まで。