隙間学習

cover外で打ち合わせする前に書店に立ち寄り何冊か書籍等を購入。時間まで15分ほど余裕があったので、たまにやっている「隙間学習」を実践。自分なりの方法ですが、やり方はこんな感じ。

1)コンパクトで初心者向けの本を選ぶ。今日の本はマーケティングを学べ!
2)小見出しだけ全部手帳に列記する

以上。今日は2)を車中で時間内に済ませた(※BGMがスラッシュメタルだとよりテンションがあがる)。小見出しって本の流れがよくわかるし、究極の要約センテンス。これをやると、

3)書いているうちに脳が活発になってくる
4)小見出しの先はいったい何が書かれているのか、とにかく中身が気になる

で、時間あるときにゆっくり読みます。そうすると理解度が高まって、本を持ち歩かなくてもメモした手帳をみるだけでなんとなく復習できたりします。基礎力をつけるときに結構いいです。

photographica vol.04

photographica「photographica(エムディーエヌコーポレーション)」
パートナー・勝山ゆかこの「GALERIE」連載中のデジタル&銀塩&デザインを語るフォトカルチャーの先端情報誌「photographica(フォトグラフィカ)」vol.04が本日発売。内容がさらにグレードアップしている印象を受けました。いつも立ち寄る書店でも、毎号在庫数が増えているような気がしてます。
今月は「デジタル写真の新旗手たち」と題して、デジタル環境で育った新世代の写真家が紹介されてます。沖本さんが編集後記で「おもしろい人」を条件に選んだという写真家さんたちのクオリティは素晴らしく高いです。次号で1周年ですが、2年目のテーマは「写真で世界をデザインする」だそうです。この雑誌がこれからどういう風にパワーアップするのか注目です。

千円札は拾うな。

cover千円札は拾うな。(サンマーク出版)
ワイキューブ・安田佳生社長著。帰宅後と翌日の出社前の空いた時間で読了。タイトルや見出しだけでも引き付けられるが、内容もとても面白かった。「残業をやめれば給料は増える」、「優秀な人材に仕事はさせない」、「自分でできることは自分でしない」、「売り上げを伸ばすために顧客は捨てる」、「社員の決済能力が会社の業績を決める」、「タクシーに乗るのに理由はいらない」、「家を売ってワインを買っても人生は破綻しない」、「大成する男はお金と時間の使い方が違う」、「似合うスーツは選んではいけない」、「自分の給料を下げる努力」・・・等々。こんな感じの見出しにはっとしたら是非読んでみてください。書いてあることは非常に真っ当な考え方です。時間とお金、人材に対する価値観はとても参考になります。

成果を生み出すための時間の使い方は僕自身ずっと考えていたことで、仕事するなら一般的にかかる時間より早く終わらせる。それでできた余剰時間はもちろんほかの仕事にまわすのだけど、その一部を自分の自由な時間(遊ぶ時間じゃない)にあてる。その時間で自分がしていることは、絶対的に自分にも会社にもプラスになっているという信念のもとで。どんなに忙しくても、自由な時間を捻出するということはとても大切なことだと思っています。

この本を読んで、さらに自分の時間を作り出すためのヒントを得たような気がします。

Casa Brutus 日本の建築

cover昨晩深夜と今日の早朝は、パートナーから借りた浮世絵の全集をじーっと眺めて溜息をついていました。
今回のCasa Brutusは「知らないと恥ずかしい!日本建築、デザインの基礎知識。」なるテーマ。日本の建築とかJapaneseなデザインとか浮世絵とかに興味を持ち始めたのってほんと大人になってからのことだったので、中学修学旅行で訪れた(本来は貴重な体験だったはずの)奈良・京都訪問は、当時の自分にはまったく無意味に近いぐらいのイベントだったんだなぁっておもうと残念でならないです。合唱を3回も歌った(歌わされた)ことぐらいしか覚えていない。悲しい。
さて、今号でグラフィックデザイン的に超ツボだったのが、特集を英語版に再編集した「Traditional Japanese Architecture and Design English Texts」でした。シンプルでインパクトがあって繊細なレイアウト。こういう感覚を身につけたいです。

クリエイターに必要な○○力

cover今月のweb creatorsでは巻頭と巻末の両特集に登場させていただきました。巻末特集は「クリエイターに必要な○○力」というテーマで、探求力、発想力、表現力、コミュニケーション力、人間力、技術力、管理力について44名のクリエイターがアンケートに答えてます。様々な意見で面白いです。44人のうち4人が「原」姓だったのに妙な嬉しさを感じました。1クラスに4人の「原さん」はなかなかないもんね。
最後に各クリエイターのプロフィールと5点満点での自己採点とクリエイターにとって必要な○○力を挙げるという記事があるのですが、自分と全く同じ自己評価をしていたのがおひとりいらっしゃいまして、ロック系デザイナー(謎)の雄・枌谷さんでした(嬉)。枌谷さんのおっしゃるとおり自己評価ってのは難しいです。高くつけるのも、低くつけるのも、平均点にしておくのも、どれもなんか違和感あるわけです。

+DESIGNING

image+DESIGNING
面白そうな雑誌が創刊します。創刊号は「文字」特集。まずはマニアッカーズデザイン・サトーさんのところ読みたいです。

文字って興味深いですね。その時代によって流行があったり好きなフォントがあったりして、ついついそのフォントばかり使ってしまう。僕はここ数年「Frutiger」、「DINSchrift」、「GillSands」、あと「Helvetica」を使う頻度が高いです。

最近Webに追われて「紙」のデザインやってないな…。プリンタで出力するのはスケジュール表と見積書ばかり(苦笑)。最近知り合った人とかに、グラフィックやってないと思われてたりとかして、まぁ確かに最近やってないんですよ。いまはWebに全力を傾けることが大事なんですが、当然グラフィックもっと勉強しなきゃいけないです。きょう、上司が東京までとあるセミナーを受講しに行ってます。何かが変わるきっかけになればいいなと思ってます。

photographica vol.03

photographica「photographica(エムディーエヌコーポレーション)」
5/26に「photographica(フォトグラフィカ)」vol.03が発売。パートナー・勝山ゆかこの連載「GALERIE」も無事載っております。どんな写真が載るか知っていながらもページにたどり着いたときのインパクトは自分の想像以上でした…。
今月の巻頭特集は広告を中心に活動されている写真家・瀧本幹也氏。デザイン性が高くて、じーっと見てしまいますね。その他の特集では「対話で探る 写真家の視点、アートディレクターの視点」というのが面白かったです。写真家とアートディレクターが近くて相対する存在という位置づけで、写真家はアートディレクターを、アートディレクターは写真家をそれぞれ語るという記事。優秀なクリエイターは自分のことだけでなく仕事のパートナーや違う職種についても自分の言葉で客観的に語ることができるんですねぇ。読んでいるだけで現場で産まれる化学反応みたいなものが容易に想像できるし、どんな職種であっても成功イメージを湧かせてくれる作品や企画をもちこみあえる仕事って楽しいよねって思いました。

ウェブ進化論

coverこういう本も読んでおかないと…と思って懐にしまっている本。壮大に感じて現実の仕事と照らし合わせるとリアリティを感じないんじゃないかなって思って読み始めたけど実際はそんなことないわけで、この本でいう「こちら側」の意識だけでやってるんじゃどんどん取り残されてしまうという危機感を抱きます。次々出てくる新現象の本質に触れていることは大事ですねぇ。とりあえず旅路の途中で熟読します。

photographica vol.02

photographica「photographica(エムディーエヌコーポレーション)」
創刊第二号「photographica(フォトグラフィカ)」は本日発売です。パートナー・勝山ゆかこの連載「GALERIE」も載っております。
今月の巻頭は蜷川実花、杉本博司。蜷川実花の独特の世界はどうやってつくられるのか…非常に興味深いです。それから平間至、小林紀晴の新連載もスタート。特集は国内外最強レタッチャーによるレタッチ講座、男女13人の気鋭作家に聞く表現スタイル、カメラのブランドの検証など非常に内容が濃く、おもしろいです。
次号は5月末。締切もきっとあっという間。彫金も忙しいようですが、当然こちらの準備も着々と進んでいる様子。昨日も極寒の雨中で撮影敢行!アシスタント・ハラの眠気もぶっとんでよい感じに上がってます。

チェコのマッチラベル

cover最近よくパラパラめくっては楽しんでいるのが、チェコのマッチラベルコレクションの本。くすんでるけど明るいアナログなデザインに、あったかさと懐かしさが感じられて、かわいかったりかっこよかったりするパッケージがたくさんある。配色とか日本ではあまりみかけないものばかりだし、マッチラベルという小さなスペースにたくさんのアイデアが凝縮してる。そういえばマッチなんて最近あまり見かけないな。
この本の編著は南陀楼綾繁(なんだろうあやしげ)さんという。うーん、あやしい。