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秋川雅史リサイタル@松本

勝山に誘われ、まつもと市民芸術館で秋川雅史リサイタルを観ました。さすが全世代に受け入れられているアーティストだけあって、非常に幅広いお客さんを呼んでます。前半マイクなしの“コンサート”、後半ヴァイオリン、ギターなどの演奏も加わったマイクありの“リサイタル”という流れでした。前半にデュエットしたソプラノ歌手・半田美和子さんとの「Time To Say Goodbye」の素晴らしさに圧倒されて、思わず泣きそうになりました…。
「地上の星」や「ワインレッドの心」、「翼をください」など誰もが知っている歌をクラシカルにアレンジする聞かせ方、見せ方もお客さんを喜ばせていたと思います。「千の風になって」はプログラムの最後に。アンコールの「翼をください」は、一番迫力があって凄かった。
プロの、生のパフォーマンスってのはやはり心に響きますねぇ。満足です。

SUPER WEEKEND

そのあと、エムウェーブでやってるFLAT HEAD主催のSUPER WEEKENDへ。自分の趣味とは違いますが、普段お目にかかることのないようなアメ車、クラシックVW、ビンテージ車などは目の肥やしになります。
ロックバンド・王道坊主の時間に合わせて行って、縦ノリな熱いパフォーマンスを感じながら会場を後にしました。

車

車

ONE OK ROCK LIVE DVD“世の中シュレッダー”

ONE OK ROCKのLIVE DVD、“世の中シュレッダー”を観ました。若さ溢れるエネルギッシュなライブで、観ていて自然と体が縦ノリしてしまいます。ヴォーカル・takaの声はハリも伸びも迫力も録音と同等それ以上で、本当に力のあるシンガーだと思いました。演奏力も堂に入ってるし、これだけ作曲センスもいいのだから世界で通用するんじゃないかと思います。未発表曲らしい「皆無」という曲がかなり気に入りました。

NIGHT RANGER × FIREHOUSE

行きたいけど、予定が未定なのでくすぶっているのが「NIGHT RANGER × FIREHOUSE」という80年代〜90年代前半のハードロックファン垂涎のカップリングツアー


NIGHT RANGERの83年の日本公演の映像。このビデオは数え切れないぐらい観た。この「Eddie's Comin'Out Tonight」という曲は、曲そのものはそんなに好きじゃないんだけど、3分すぎのブラッド・ギルスのソロ、4分すぎのジェフ・ワトソンとの息ぴったりのギターバトルが見ものです。


FIREHOUSEの人気曲「Overnight Sensation」。イントロのCJスネアのハイトーン・スクリームでノックアウトです。ドライブ感満載でハードロックとはまさにコレ。この時代のハードロックバンドの中ではダントツで好きです。

CRAZY RHYTHMS vol.49

slowlie
スロウライのライブを観たのは、実に1年ぶり!(ゴメン…)
その間、着実に地力をつけてきたのが一目瞭然のパフォーマンスだったと思います。曲の良さ、アレンジの巧みさ、ドキッとするメリハリはもちろん、ひとりひとりの“自信”が音に表れているような気がしました。
それにしても、今日のネオンホールは超満員だった。中に入れないかと思った…。

[N-ex 3] Summer Garden N その2

N
奈良時代創建で浄土宗の大本山という歴史あるこの善光寺大本願で、現代アーティストのライブが見られるだなんて、そしてまた、ここで演奏するアーティストが原田郁子、タテタカコという組み合わせというのが非常に興味深く、以前から楽しみにしていたイベントでした。
16時、坂田さんとともに「善光寺大本願ピアノうた祭」の会場、大本願に到着。開場時間には大勢のお客さんの列ができていて、順次入場。会場は人で埋め尽くされ、蒸し暑さもあって不快指数が高め。硬い畳の上に座って開演を今か今かと待つ。
鐘の音とナレーションのBGMのなか、最初に登場したのはタテさん。普段よりさらに短い髪の毛がまるで男の子のよう。いつもどおり、ちょっとおどおどした感じで中央に向かう…。しかし、ピアノに腰を下ろし、BGMのブレイクから「手の鳴る方へ」の力強いピアノのイントロを発した瞬間、会場全体がピンと凍りつくかのような緊張感に包まれる。タテさんのライブは何度か観ているけれども、瞬間的に会場の空気を一変させるタテタカコワールドが堪らない。まるで暗闇に一閃の光が突き抜けるような。このときはもう、会場が涼しいとさえ感じるぐらい。比較的馴染みやすい曲が多かったかな?やっぱり「宝石」は何度聴いても素晴らしい名曲です。ぐいぐい引き込まれて、涙腺が何度も刺激されました…。
次に登場したのはクラムボンの原田郁子さん。大きな歓声で迎えられて、原田さんはタテさんと対照的にリラックスした感じ。こういう雰囲気の方なんですね。独特の声で、和やかに、やさしく曲が流れていきました。途中、タテさんと一緒に連弾するサービスもあって、こちらもとても感動的でした。
大本願のライブにふさわしいピアノの音と歌声は、会場の外にも響き渡ったはず。ちょうど表参道脇なので、多くの人の耳に音が届いたんじゃないかな。善光寺全体を包み込むような、強烈なインパクトを与えた歴史的イベントだったのではないかと、そう思います。宮内さんはじめ実行委員会の皆様、お疲れ様でした!素晴らしい夜でした。

今日と明日は[N-ex 3] Summer Garden N

この土日は、[N-ex 3] Summer Garden Nが善光寺で開催されます。

» 原田郁子×タテタカコ 「善光寺大本願ピアノうた祭」
善光寺大本願初となる現代アーティストのライブ。出演は原田郁子(クラムボン)とタテタカコ。チケットは即完売だったので、残念ながら当日券はありません。8月18日(土)、16:30開場/17:30開演。

» 「白蓮坊 giggles(ギグルス)・乙女の市」&「徳行坊 アート座敷」
「giggles」は、女性の作家だけによるクリエーターズマーケット。「徳行坊 アート座敷」はN-geneのカバーアートに登場したアーティストによる展示です。パートナー・勝山ゆかこも出展します。8月18日(土)、19日(日) 12:00〜17:00。

galerie

今日のライブその2@ネオンホール


場所をかえ、ネオンホールへ。Slowlieは二番手。ギャラリーにはid=NaganoやN[エヌ]で顔を合わせるメンバーも多数いて、お客さんの入りも空席がないぐらい入ってる。Slowlieを生で観るのは実に久しぶり。コンスタントにライブ活動を続けていて最近の感触がよさそうだったのと、久々に新曲を披露するということで楽しみにしてました。
演奏が始まった途端、おっ!という驚きが。バンドとしての一体感が以前見たときより数段アップしていて、各パートの音のバランスもよく、言葉で表すのは難しいけど、音の厚みが感じられて心地よいリズムがどんどん入り込んで熱を帯びてくる感じ。1〜2曲目でがっつり鷲掴みでした。個人的に最も大好きな「水牛」はやっぱり最高です。「Looplife」やラストの「すすむ」といったややスロウめな曲とのバランスもいいし、新曲「Letter」もよかった。Slowlieはどの曲も新鮮なアレンジ(メリハリとか起伏とか)が施されているのが聴いていて面白いな。

今日のライブその1@エムウェーブ

id=Nagano関係者にはバンドやっている人がけっこういて、今日はたまたま(?)あちこちで出演があるというのではしごすることに。須坂のご当地バンド・水くれトーバンズとアニソン&特撮ソングバンド・M-Lab.がエムウェーブにて、夜はおなじみSlowlieがネオンホールにて。

今日のエムウェーブは氷の彫刻展をやっていて、会場全体がスケートリンクとしても開放されているのでお客さんもたくさん。リンクの中央にステージが。登場するのは水くれトーバンズとM.labo。水くれトーバンズは地元テレビ局や新聞にも頻繁に取り上げられています。全国区の人気となったカンガルーのハッチを応援する歌など、地元密着の曲を数曲。非常に親しみやすい曲ばかりで、Vocal、kenさんの伸びのある声が心地よかった。

お次はM-Lab.。このメンバーのなかに1人、id=Nagano関係者がいます(明かしていいのかわからないので控えめに)。懐かしいアニソンが中心だということは、このコスチュームを見て明らか。演奏前から会場の若いおとーさん方のテンションが高め。そして1曲目「北斗の拳」がスタートすると同年代の男性の顔が緩んでいくのがわかります。対照的に一番前を陣取った子供たちは当然ながら何の曲か知らない様子で終始きょとん顔。そのギャップが観ていて面白かった。ステージは迫力あるヴォーカルと演奏で、一緒に観ていたid=Naganoの仲間たちは喝采しながらシャッターを切りまくってました。特に「聖闘士星矢」がよかった。「宇宙刑事ギャバン」も懐かしかった・・・。
一番インパクトが強かったベースのザクは演奏終了後も子供たちに囲まれていました。彼の「北斗の拳」ハイトーンコーラスが最高でした。

さて、夜はSlowlie観てきます。新曲が楽しみです。

虚空の果てに見上げた色彩

休日出社を定時でスパッと切り上げ、長野live houseJへ。この日のイベントは「虚空の果てに見上げた色彩(出演:OGRE YOU ASSHOLE、SLOWLIE、覚醒カナタ、cosmorama、橋詰豊(howlow?)土/コ吉/YURI、イイモリユカ))」で、スロウライを見に行くのは実に3カ月半ぶりだ。この日は新曲をプレイするというので楽しみにしていました。会場にはid=Nagano、J社の方々もたくさん来ていてしばし談笑。
2番手のスロウライは、メンバーみんな忙しいながらもきっちり練習しているとのことで、一体感が感じられる部分は非常に良かったです。特に新曲(曲名教えて!)はかなり僕ごのみの、グルーヴ感ありギターも活躍しヴォーカルも情感たっぷりで素晴らしかったです。メロディやメリハリきいた展開もツボ。
この日出演したバンドはどれもかっこよかったです。自分の好みでいえば覚醒カナタはこの界隈で観たバンドの中ではスタートルガーデンと双璧で好き。熱く、激しく、メロディックです。それから以前から坂田さんらが絶賛していて絶対観てほしいと言われていた人気バンド・OGRE YOU ASSHOLEも圧巻。なんかこう、完成されている。引きつけられるパワーがちょっと違うなと、観客をみてもそれは明らかでした。

家に帰ってから、無性にANBERLINの「dance, dance Christa Paffgen」が聴きたくなってリピートしまくりました。

スーパーネオンホール'05 winter

cover雪が降りしきる中スーパーネオンへ。入場時に今回の目的のひとつであるネオンオムニバスアルバム「ネオンホールクラウド'05」を入手(インデックスのイラスト・デザインのクレジットはノクダさん)。時間の都合で全ての出演者は見られなかったけど、どの出演者も個性があって素晴らしかったな。特に感激したのは初めて見たスタートルガーデン。前回見る機会あったはずなのに直前に会場を後にしていたのでホント後悔しました。メロディもツボだしなんといってもプレイのうまさとダイナミズムに鳥肌が立ちました。ひとつひとつの音から出てくるエネルギーがすごかったです。また見たい。スロウライはよかったと思うけど、たまたま演奏後のメンバーの輪に居合わせてたところ、反省するところがいくつかあったようで。いち観客として演奏を観ているとそういう部分を感じることもあるし、それはそのまま伝えてみたりしたけど、これからどんどん力をつけていくバンド。いちファンとして来年のスロウライの活躍を応援していきたいと思います。自らパフォーマンスの中でのトライ&エラーを繰り返して前に向かっていこうとする姿が、ただただ羨ましく思うのですよ。かっこいいんです。オムニバスに収録した“LoopLife”、とてもいい感じでしたよ。

スロウライの次は映画「誰も知らない」の主題歌でおなじみのタテタカコさんでした。坂田さんに紹介していただいてほんのちょっとだけお話しました。ミーハーなんですごく嬉しかったです笑。やっぱりオーラありますねぇ…

祝!結婚!

cover今日はスロウライ坂田さんと雅美さんの結婚式!二次会に呼ばれたのでネオンホールに行ってきました。二人は終始幸せそうな笑顔。それもそのはず。会場には二人を祝福する人で溢れかえり、会を盛り上げようとする熱い仲間たちが楽しそうに動き回ってる。こんな幸せなことはないと思います。そんな光景を見ているだけで僕も感動しっぱなしでした。スロウライは3曲を熱演。魂こもった坂田大輔の歌と、ドレス姿が可憐な雅美さんのキーボードの音色が爽やかで心地よかったです。そのあとのスロウライ+bubble sweet+tvdinner+ナカザの豪華セッションも素晴らしかった。坂田さんと知り合ってからまだ半年ぐらいですが、今日の坂田さんは今まで見たなかで一番嬉しそうだった。最高のパートナーを得て、最高の仲間に囲まれて…このー幸せ者!本当に忘れられない一日だったでしょうね。雅美さんと末永くお幸せにー!

bubble sweet 3rdアルバム

cover土曜日は知人のお見舞いに病院へ。元気そうでなにより。自分よりずっとエネルギッシュで、この人のバイタリティはすごいなと感じた。復帰したらまた遊びに行きたいです。昼はid=Naganoで軽くランチミーティング。いろいろやりたいことがたまってきた。いろいろな人の協力を得て、着実に前進している感じ。
夜はコウキとともにネオンホールにてbubble sweetの3rdアルバム「may walk」発売記念ライブへ。大森さんに挨拶し早速CDゲット。今日のネオンは知人がたくさんいた。この日はslowlieも出演。bubble sweetのCDリリースがよほど嬉しいのか(?)、坂田さんは終始舞い上がっていたw。slowlieも現在レコーディング中。slowlieの曲も歌詞もすごく好きなので完成が楽しみです。途中コウキを送ったあと夜な夜な職場へ赴き雑務を処理して帰宅。パートナーとその同級生が酒盛り中。そこに加わって歓談。この同級生コンビのトークはものすごく面白い。あらゆるところからパワーをもらった一日だった。

スロウライ

cover1カ月ぶりのネオンホール。今日はコウキと一緒に行った。いつもの席に座ろうかなと思ったら先約でキレイなオネーサンが!?しかしよく見るとそれはマネキンだった…。
出演はTADASHI+Yoshi(Art+Dr)、ナカザスロウライBubble Sweet。スロウライは僕がこれまで観たなかで最高のパフォーマンスだった。今まで以上にバンドとしてのまとまりが感じられるというか、演っているほうも観ているほうも一体になっている感じ。プレイヤーは皆本当に楽しそうだもの。ロックの醍醐味満喫。聴いたことがなかった2曲も非常に完成度が高く、アレンジも素晴らしい。坂田さん、いい曲作るよ。音楽人にしか味わえないであろう快感をステージの上で感じているんだろうな〜という、羨望の視線を送りつつ堪能してました。
Bubble Sweetは坂田氏からきいていたとおりレベル高い!テルミンとかサンプラーとかVJまで駆使した個性とテクニックとアイデアに溢れていて目も耳も感覚も刺激された。
毎度毎度、個性たっぷりの人が集まるネオンホール。面白いです。

スーパーネオン'05 summer

cover
2日間にわたり30組のアーティストが熱演を繰り広げる「スーパーネオン'05 summer」の2日目に行きました。もちろんお目当てはスロウライ。またもや会場到着前に坂田さん&竹内さんにバッタリ会って、激励の挨拶。会場にはお客さんがたくさんいて、僕はいつもどおり角の席を確保。
スロウライは4番手。観るのは2度目だけどメロディはもう覚えたので鼻歌まじりに歌ったりとこのあいだとまた別の楽しみ方ができた。曲が、いいですねぇ。ほんとこれからも頑張ってほしいです。坂田さん、ライブ後にわざわざ電話いただいてありがとうございます!
そのあと出てきた京都の「花団」なるタキシード姿のバンドのパフォーマンスは吃驚仰天だった。あまりに強烈なキャラと弾けたステージングも圧倒的だったが、演奏力も並はずれていた。

T&Tと正垣祐樹のツーマンライブ

ネオンホールに2週連続で足を運ぶ。T&Tの小林さんは会社の同僚の友人でマイミクでもあるので、一度是非観てみたいと思ってました。演ってるジャンルは僕が普段聞かない路線だったのだけど、もともとHR/HMがルーツであるのは知っていたので、そこかしこにその嗜好が見え隠れしているように感じ(間違っていたらごめんなさい!)、個人的には2倍楽しめました。ハモリもよかったし、ギターのアレンジもかっこよかった。マルチな才能を持った2人組だと思いました。10年コンビの息は見事だったです。正垣祐樹氏は関西人らしいユニークなソロシンガー。堂に入ったパフォーマンスは楽しかったです。今日もいい夜だった。

スロウライのライブ

imageスロウライのライブを観にネオンホール初見参。落ち着きのある空間で一発で気に入りました。清水さんと挨拶してから、ライブはじまるまでスロウライのメンバーの坂田さんや竹内さんと談笑。これからライブがはじまる空気とは思えない和やかな感じが新鮮でした。7時にいよいよスタート。スロウライがどんなジャンルの音楽か知らなかったのだけど、かなり好みの路線。歯切れ良いリズム隊が素晴らしい。これぞ音楽のヴァイブだ。美しいキーボードの音色は確実に自分の好みの音楽に近づけてくれる。Vo&Gの坂田さんは自ら作った曲に感情を込めて歌い上げる。感動的。やっぱり音楽ってこうだよねって思いました。はやくCD作ってほしいです。
続いてでてきた対バンの3組も良かった。グルーヴ満載のtvdinner、圧倒的な個性で会場の喝采を浴びたピカリンス、それから、信じられないぐらいのバカテクバンド・Blissedは、なんというジャンルなのか自分にはさっぱり理解不能なのだが、こりゃDREAM THEATERか!?と思わせる正確無比でダイナミックで繊細な演奏が凄かった。こんなバンドが長野にいたとは…。
とにかく新鮮で衝撃的な夜でした。楽しかった。

脱水症状リターンズ

ナァァァァァァァァァァ!
ANCHANGユニフォームをまとって参戦。やっぱりジャンクボックスのライブは最高だゼ!狭いし近いし音いいし邪魔なイスないし大きなホールでのライブよりずっと楽しかったです。
メンバーが繰り出すサウンドがズンズンと体の中に心地よく響いてきて言葉では言い表せないくらい、今まで行ったどのライブより数倍よかった。選曲は、これまでの傾向だと新作からは5曲ぐらいかなと思っていたけど7曲でした。どの曲も素晴らしかった。生のヘヴィメタルは圧倒的にCDに勝るね。「踏み台昇降運動」はメンバーはキツそうだけどもの凄く盛り上がる。もうマシンガンズは神です。
セットリストは途中で頭の中がスパークして真っ白になり自信ありませんがこんな感じ。

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ANGRA+NIGHTWISH

いま、まさにこの記事を書いている瞬間、本当ならばSHIBUYA-AXにいるはずだった!そろそろスタートの時間、遠ーーくのほうから歓声が聞こえてくるようだ(苦笑
今回は残念ながら見送りになってしまったけど、NIGHTWISHはこの来日できっと自分たちの人気に気づいて次も来てくれるはず!次回こそ必ず行くぞ!直前にわざわざ電話くれたピッツ殿ありがとう!それから会えると思っていたRさんごめんなさい!メタルの朋友2人が心底楽しめるライブであることを祈ってます〜。また内容教えてね…。

「HEAVY METAL THUNDER」ツアースタート!

いよいよ「HEAVY METAL THUNDER」ツアーがはじまりました。我々は4/4の長野公演参戦です。マシンガンズのツアーblogなるものがスタートしてました。これは毎日要チェック!

HEAVY METAL THUNDER : SEX MACHINEGUNS LIVE TOUR

それから初日のセットリスト&ライブレポ
viva!! MACHINEGUNS!!!!!! ++ i love SEX MACHINEGUNS ++ 【 LIVE-schedule&repo 】

押さえるところは押さえてる感じですかね。「語れ涙!」とか外れるのは仕方ないか…。ま、各会場ごとに少しずつ違うのだろうからどんな曲が来るのか楽しみですね。

マシンガンズのライブ映像が!(韓国)

coverblog, bloger, blogest!!より

いやー、コレ最高に嬉しい。ESP Kore Offcial Websiteにマシンガンズの韓国でのライブ映像が丸ごと観られるではありませんか!会場も狭く設備もシンプルですがノリはいいですね。いつもやるオープニングのギターインストは端折ってありますが、お決まりのイントロからいきなり「みかんのうた」の流れは反則技ですよ...
2つめの動画「04.Heavy Metal Thunder」はこの夏プレイした新曲。ヘヴィメタルの醍醐味満載の熱い曲です(ジョン・ノーラムの「Faith The Truth」っぽいかな?)。お願いだからアルバムには入れてよね!
マシンガンズって色モノバンドだろ〜とか「みかんのうた」なんてふざけた曲歌いやがって〜って思っている人もいるかもしれませんけど、ライブをみればメタルバンドとしての凄さがわかります。「みかん」の頭振りが最高です。アリーナ級会場での凄まじい一体感はメタルファンなら一度は体験して欲しいです〜

近い将来DVD!

in flames今月のBurrn!には9月のIN FLAMESのライブレポが掲載。それから来日こぼれ話の中に「今回は、近い将来DVDをリリースするということで撮影クルーが同行」という記事が!うわぁコレは楽しみです。今までオフィシャルのライブ映像ってなかったですからね。日本での映像も入っているとよいなぁ。
BON JOVIは全50曲を収録したCD4枚(ほとんど未発表)+DVD1枚というボックスセット「100,000,000 BON JOVI FANS CAN'T BE WRONG」をリリースということですが、ちょっとスケールでかすぎでためらっちゃいます。
それからrobbitさんのトコで知ったNIGHTWISH+ANGRAのカップリングでのツアー。これもスゲェなぁ。どちらも人気バンドでしかも新作がかなり好評なんでチケット即売り切れそうな予感。行きたいけど、年度末だし…むむぅ。

え?3発目演ったの??

SEX MACHINEGUNS「脂がのったイルカ蝉 II」に奥さんと一緒に参戦。7/27のライブのとき、Pantherが「今日の演奏は納得いってない」と言っていましたが、昨日の中野を見てちょっと納得。バンドとしての一体感がグンと増していてもの凄い迫力とエネルギーを感じました。「みどりのおばちゃん」と「犬の生活」が聴けて嬉しかったです。ライブの質そのものは、これまで観たいろんなライブの中でも一番といってもよいかも。
でも正直、心の底から楽しめたライブではなかったかな。僕らのように田舎からはるばる参戦しているファンにとっては、終演時間がずれこむというのは大きな問題。昨日は開演時間が多少遅れたのはまぁ許せるとして、MCが多くてANCHANG本人が「MCのせいで1曲減ったな」発言、2回目のアンコールの最後が「German Power」だったのですが、絶対観たかった「sex machinegun」はやるの?やらないの?という焦燥感の中、この時点で終演予定時間は30分近く過ぎていて、電車にのるタイムリミット。会場が明るくなって「本日の公演は終了いたしました」のアナウンスとともに奥さんとダッシュで会場を飛び出してギリギリセーフで電車に飛び乗る。僕の場合特に時間に厳しい性格なんで、アンコール中は結構フラストレーションたまってた。まぁでも、間に合ったんだからいいよねと少し懐の深いところもみせたんだけど、今日、ネットみてたら、どうやらそのあと「sex machinegun」やったらしい。え!?マジで!?という感じです。どっちみち、もしその後やることがわかっていても、観ることはできなかった。それゆえに、MCの長さは非常に気になった。MCはこのバンドの大きな特徴だし、それ自体はいいんだけど、やっぱり限られた時間の中で最大のパフォーマンスを見せてほしいと思うんですね。素晴らしいライブバンドなんだから、それを心の底から楽しみたいんです。ダッシュで会場を後にする、僕らの姿も気づいてほしい!
とてもよいライブだったし、また観に行きたいので、小さな声ですがいちファンの苦言お許しください。

セットリスト
1. Opening〜食べたい なめたい 危険地帯
2. TEKKEN II
3. JAPAN
4. Heavy Metal Thunder(新曲)
5. 犬の生活
6. みどりのおばちゃん
7. 悪魔の化身
8. そこにあなたが
9. KISS
10. 出前(新曲)
11. ファミレスボンバー
12. 桜島
13. Fire
14. 語れ!涙!
15. みかんのうた
16. American Z
17. BURN
18. German Power
19. Sex Machinegun

IN FLAMES "Japan Tour 2004"

coverMETAL COLONY 666 + HARDROCK TAXIにてIN FLAMESライブ参戦。ピッツ氏が計画した完璧なタイムスケジュールによる「美しき合流」にて約3年振りの再会。おのぼりの二人を的確に会場に導いてくれ、ビールを一杯ひっかけていざライブへ…といきたいところだが、前座のGOD FORBID、CHIMAIRAはいずれも興味ないので、GOD FORBIDは約30秒(!?)、CHIMAIRAは半分ほど観て飽きたので会場の外でIN FLAMES談義に花を咲かせる(CHIMAIRAのドラマーは言語を絶するスーパーテクニシャンでした)。
そして19:00、いよいよ真打ち登場。幻想的なSEの中、照明とともに「SOUNDTRACK TO YOUR ESCAPE」のアートワークが壁前面に浮き上がり、こちらの興奮も最高潮に達したところで、新作の人気ナンバー「Dead Alone」にて幕開け。このSHIBUYA-AXという会場、照明、音響、空調ともに抜群のコンディションで、数年前のIN FLAMESライブのように音がちゃんと聞こえないなんてことはなく、ヴォーカルもギターの中音域もバランス良く出ている。いつもそうなんだけど、IN FLAMEより前座バンドのほうが音が大きくて、はじめIN FLAMESの音圧に物足りなさを感じてしまうのだけど、それも2、3曲進むにつれて慣れてくるとこのぐらいのほうが聴きやすくてよい感じ。バンドのメンバーのパフォーマンスや演奏技術も以前より格段に上達していて、世界をサーキットしている経験が風格として表情や佇まいに表れていたと思う。セットリストのほうも新作から8曲+過去のベスト的選曲となっていて、次々と出てくる名曲の数々に改めて関心。20曲やっても、まだあの曲もこの曲も…と思わせるこのバンドの質量の高さは、やはりシーン随一なんだと強く感じました。昔の名曲はヘドバン向け、最近の曲はタテノリ系という感じで、個人的には「The Quiet Place」、「Trigger」、「Cloud Connected」、「My Sweet Shadow」が一番燃えました。ラストの曲が「My Sweet Shadow」だったのはマジ泣けましたよ…。一番聴きたい曲だったから。
それにしてもメンバーかっこよかったなぁ。僕はイエスパー・ストロムブラードが大好きなんですけど、あれだけ素晴らしい曲を書きつづけるバンドの大黒柱でありながら、「僕、目立つの好きじゃないんです」みたいな地味な位置どりが結構好きだったりしますw。ライブ中は時々笑顔を見せるステキなミュージシャン。
ライブ後もピッツ氏の的確な段取りにより美味しいお酒とダーツに興じて終電にてビジネスホテルに。楽しいひとときはアッという間でした。両氏ともお疲れさまでしたー。

以下、セットリスト(のつもり)。10曲目までは覚えていられたんだけど、20曲やるとは思わなかったので途中で記憶の回路が壊れました。故に順番は違っております。1曲抜けているかもしれません…。ミスあらばご指摘ください…。

・Dead Alone
・System
・Pinball Map
・Episode 666
・Jotun
・Embody The Invisible
・Superhero of The Computer Rage
・Borders And Shading
・Only For The Weak
・Food For The God
・The Quiet Place
(このへんから完全に順番わかりません…)
・In Search For I
・Moonsheild
・Artifacts of The Black Rain
・Behind Space
・Trigger
・Evel In A Closet
・Touch Of Red
・Cloud Connected
・My Sweet Shadow

業務連絡-IN FLAMES

cover>ピッツくん、コウキ
さぁ、9月です。11日はIN FLAMESのライブです。コウキのBBS書き込みで目が覚めました。NEGATIVEとかじっくり聴いているばやいではなかった。ライブの予習しなくては。昔の名曲で外せない「Episode 666」とか「Ordinary story」とか「Embody the Invisible」とか「Bullet Ride」とか「Only for the weak」は絶対として、新世代ヘヴィメタルバンドとしての成長を遂げたここ2作からも「Reroute To Remain」とか「Trigger」とか「Cloud Connected」とか「The Quiet Place」とか「My Sweet Shadow」とかは是非聴いてみたいですわ。ライブのパフォーマンスもどれくらい成長したかも気になるところ。
そういや新作からの2ndシングルは「Touch Of Red」ですってね。

SMライブのチケット取れた!

cover9/14、中野サンプラザでのSEX MACHINEGUNS「脂がのったイルカ蝉 II」のチケットも取れた。今日チケットの発売日なんで、10時前から2台のパソコン(途中でフリーズしたりしたらいやだから、予備としてね)を同時にチケットぴあのサイトでの該当ページを表示させ、両方リロードしまくりで申し込みボタンが表示されるのを待つ。10時ちょうど、時間通りに表示されたのですかさず送信!よっしゃ!我ながら素早い動きで関心しましたw。
今日のマシンガンズは新潟でライブだそうで。新潟県は近いんだけど新潟市はめちゃくちゃ遠いよなぁ。長野より遙かに都会で羨ましい。

ちなみに、9/11はIN FLAMESのライブ(前座が2バンドに増えてる!)で、その日泊まって12日に帰宅。13日出社して14日に東京。忙しいー、けど燃えるー

ヘヴィメタルが好きでよかった

一夜明けても興奮醒めやらず、今にも叫びたい衝動に駆られます(キャラと違いますがw)。第4期で復帰したSPEED STAR.SYPAN JOEのドラムは、ある意味一番インパクトがあったかも。ツーバスの威力はド迫力で、2階席の後ろのほうだった僕からもそのパワフルなリズムがビンビン伝わってきました。新加入のベーシストSAMURAI.W.KENJILAWも何年もこのバンドでやっていたかのような馴染みようで、やはりそれだけの卓越した技術とセンスがあるんだなーと思いました。このリズム隊はアホキャラとしてライブで笑いをとる存在になってますね。CIRCUIT.V.PANTHERの美しいギタープレイも最早このバンドには欠かせないです。それにしても、これだけ個性的でテクニシャン揃いのバンドをまとめるリーダー・ANCHANGの説得力、カリスマ性(死語)、存在感には改めて感動いたしました。一般人なら一発で喉を潰すであろうシャウトを最初から最後まで全く衰えることなく歌い、叫び続ける。その叫びのひとつひとつが、メンバーや観客の体温を一気に沸点まで高めるのです。官能の非日常世界に連れていってくれたマシンガンズに拍手!ヘヴィメタルって素晴らし〜!

新曲もやったよマシンガンズ

cover会場入り前にビールとワインを飲んでほろ酔い気分でライブに突入!新メンバーも完璧にバンドのカラーに染まっていて面白かった!選曲はマシンガンズのスタンダードナンバー+「語れ涙」+新曲2曲という、ファンならば垂涎のセットリストだったです!個人的には「みかんのうた」や「食べたいなめたい危険地帯」「sex machinegun」あたりはもう最高潮でしたね〜。
新曲は「Heavy Metal Thunder」と「出前です」の2曲でどちらも最高!特に「Heavy Metal Thunder」は総てのメタルファンが涙するであろう様式美漢メタルアンセムでした!シングルやアルバムのリリースが楽しみです!体の芯から熱くなり、心の底から楽しめるライブだったです。未体験の人は是非!大宮ソニックシティは「国内屈指の規模と最新の設備を誇り、最高の音響効果を得るために新タイプの残響可変装置を備えています」との売り文句に恥じぬ素晴らしいサウンドだったと思います。

自信のないセットリストは以下にて

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ザ・メンテナンスLIVE

cover行って来ましたザ★メンテナンスのライブ。長野CLUB JUNK BOXでのライブがこのバンドの全国ツアーの初日であり、一般ファンへのお披露目であるのです。ANCHANGのシャウトとギタープレイは冴えわたり、ANCHANGの魅力をたっぷりと味わってきました。サポートしているメンバー(シャケ親方(g)、サーモンなおちゃん(b)、トランポひろちゃん(dr))も初日で緊張して失敗しちゃったと漏らしてたけど、お茶目で憎めないキャラクターと卓越した演奏技術、場慣れしたパフォーマンスで粗は一切感じさせなかった。ほとんど知らない曲で(1月にリリースされる1stアルバム「Maintenance」からの選曲なのだろうか?)、マシンガンズの曲では「Spice」と「サイレン」のみだったのが正直言って残念だったけど、アンコールでの「語れ!涙!」で一気に爆発して興奮は絶頂に。やっぱこの曲最高だわー。
対バンだったHUSHというバンドも、ルックス、演奏技術、曲のクオリティは超一流レベル、ロックスター風の美形シンガーの客の煽り方も完璧な素晴らしいバンドでした。それなりのキャリアを積んでいるバンドのようでファンももちろんいたけれど、今日はじめて知った観客の反応も良く、好意的に受け入れたはず。機会があったらCDで聴いてみたいです。
ちなみに、今日はSEX MACHINEGUNSのDVDボックスセット「鋼鉄箱」が発売です。

美川憲一コンサート

近所にあるメセナホールでの美川憲一コンサートに家族で行ってきたのです。トークも歌も素晴らしく、感動的なステージでした。衣裳も紅白とはいかないまでも、レーザー光線みたいな光が四方八方に散らばる服が豪華ですごかったです。眩しくて目開けてられません。小林幸子とうつみ宮土理ネタが炸裂して大盛り上がり。客席におりてきた美川憲一と握手しました。香水の匂いが手のひらに染みついています(あーでもこの人男なんだった…)。スパンコールの衣裳や指輪にも触りました。その時、「あーら、若い子もいらっしゃってるのね」と優しく言われました。

ARCH ENEMY in 長野CLUB JUNK BOX

 怒号の如く鳴り響くソリッドでダイナミックな音の洪水と、観客を煽るアンジェラ。体は自然と縦に動く。拳は自然に天を突く。汗は滝のように流れる。そしてだんだん意識が朦朧とする。これがメタルのライブの神髄なのか。ライブが終わった後の観客の様子を見れば、いかにこの会場から底知れぬエネルギーが充満し、放出されていたのかがわかる。みな、汗まみれになった衣服のままフロアや壁にもたれている。まるでマラソンランナーがゴールした時の光景を見ているようだった。

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TEN + AQUILA in 渋谷ON AIR EAST

TENの約4年振りのライブはAQUILAとのカップリング。前回来日以降発表された「SPELLBOUND」以後の3枚のアルバムからどのように選曲されるのか、そして、脱退したスーパーギタリスト、ヴィニー・バーンズの抜けた穴を新加入のクリス・フランシスがどう埋め、自分の個性を主張してくるのかが注目となった。また、ライブには定評のあるAQUILAも初体験とあって、開演前から期待が膨らむ。
 リハーサルが延びて開場時間が大幅に遅れたが、開演時刻にキッチリスタート。まず登場したのはAQUILA。ライブ受けする新作のタイトルトラック「Say Yeah」で幕を上げる。写真で見るよりずっとかっこよい風貌だったフレッド・ヘンドリックスは、ライブ慣れしたフロントマンとしてのパフォーマンスで観客を煽り、出だしから会場はなかなかの雰囲気に。そのフレッドの声は噂通りの素晴らしい歌唱を披露。どんな高音やシャウトでも決してフェイクすることなく、パワフルで伸びのある歌声を終始聴かせてくれた。楽曲はAQUILAだけでなく、TERRA NOVA時代の3枚のアルバムからバランス良く選曲。いずれもライブに適した楽曲で、特に「Livin' It Up」「Break Away」「Right Now」等のアップテンポの曲から生まれる会場の一体感は素晴らしかった。バックを固めるプレイヤーはあまりその場を動かず、静かな動きでのプレイだったが、表情には笑顔が溢れ、とても楽しんでいる様子。新作からは「Cecelia」「Wide Open」「Young And Restless」「Sometimes」等がプレイされた。1時間弱のセットが終わってからアンコールで再び「Say Yeah」を。既にこのときで体は充分に熱くなっていた。
 AQUILAが終わったのが7時過ぎ。最終の新幹線(10:08)で帰らなければならないという厳しい条件をもった僕らは、9時15分には会場を出なければならない。TENが始まるまでは非常にやきもきする時間だった。セッティングにかなり時間がかかってしまったようで、僕らの考えていたギリギリ限界の時間、7時45分ごろにようやくTENが登場。ほっと胸を撫で下ろす。「SPELLBOUND」のオープニングを飾る「March Of The Argonauts」のSEの中メンバーが登場し、当然そのまま「Fear The Force」へ。イントロで強烈なリードギターが炸裂するこの曲でいきなりクリスの出番となった。表情もプレイもやや硬さが見られ、加えて「Fear The Force」自体スピード感はあるものの、意外とこちらが「ノれない」曲だったので、そのフロア全体に流れる微妙な緊張感から内心「このライブ、ヤバイかも...」と思ってしまった。しかし、この曲のように丁寧にメロディをなぞる繊細でクリアなフレーズはどうやらあまり得意でないのか、逆に早弾きやテクニカルなソロは自信たっぷりに、時には元ソロとは違うフレーズを奏でたりとそれなりに存在感をアピールしていた。2曲目の「Wildest Dreams」ではだいぶ落ち着いてプレイしていたようだ。
 90分という短い時間の中で、今までの全てのアルバムから選曲があった。新作からは「Scarlet And The Gley」「What About Me」「Black Shadow」の3曲のみで少々物足りないが、それでも他に外せない曲と、まだ披露してないアルバムからの曲を考えると仕方ないのか。個人的に新作では「Strange Land」「Glimmer Of Evil」「Heart Like A Lion」「Outlawed And Notorious」あたりがハイライトだったので、そのいずれもプレイしなかったのは残念。今回はゲイリーがギターを持つ場面が多く、「What About Me」や「We Rule The Night」など数曲で弾いていた。「We Rule The Night」はTENの全楽曲の中でもかなり好きな部類に入るので、選曲に入ったことがとても嬉しかった。
 中盤に前回のオープニングで使われた「The Robe」がプレイされたが、この曲こそライブのオープニングにふさわしいと実感。イントロの音が鳴ったときの会場全体が爆発しそうな衝撃は、4年前に味わったものと同じだったが、この瞬間が最も身震いするひとときだった。クリスにとっても、こういったリフ主導の曲で入った方が気分的にはプレッシャーも少なくてよかったかも(?)。その他、ブルージーな「Spellbound」、エモーショナルな「Through The Fire」やライブでの人気チューン「Stay With Me」「Wait For You」など定番がプレイされ、セットのラストは唯一「BABYLON」からのヘヴィ・チューン「Thunder In Heaven」で終了した。もちろん、これでオーディエンスが納得するわけがなく、当然アンコールでの「あの」2曲を待つ。再び登場してプレイされたのは、名曲「After The Love Has Gone」と「The Name Of The Rose」だ。やはりこの曲の持つ魅力と観客の期待は大きく、遅蒔きながらこの日一番の盛り上がりを見せた。「The Name Of The Rose」のソロではクリスもTENの一員らしく見え、堂々としたプレイを見せてくれた。クライマックスにさしかかろうとするころ、僕らは急ぎ足で会場を後にした。
 クリスに関しては、技術、表現力、ライブパフォーマンスのいずれをとってもヴィニー・バーンズに遠く及ばず、というのが正直なところ。ライブアルバム「Never Say Goodbye」と聴き比べてもそれは明確だ。特にスロー〜ミドルテンポの曲での官能的であるはずのフレーズの粗と表現力の乏しさを改善しないと、TENの魅力が最大限に生かされない。今のままではバラードの超名曲「The Loneliest Place In The World」で聞き手を感動させることは無理だろうし、プレイできる状態ではない。しかし、加入からわずか数ヶ月という短期間であれだけプレイできたという点で、今後に期待を持ちたい。彼の加入は歓迎したいし、ネガティブなイメージばかりではない。しっかりこのバンドに浸透して、次回来日時はさらにバンドにとけ込んだ姿を見せて欲しい。ゲイリーの歌唱の巧さは言うに及ばず。パワー、表現力とも文句なしで、前回より貫禄が増していた。また、特に目立っていたのがグレッグのパワフルなドラミング。わりと後ろの方でじっくり見ていたので全体がよく見えたが、その中でもグレッグの熱いプレイには終始圧倒されっぱなしだった。
 後方で見ていたせいもあるのか、ライブそのものの盛り上がりは前回ほどではなかったのが気になってショウ全体もあら探し的な見方になってしまい、ライブを観ることができた喜びはあれど、心の底から楽しむには至らなかった。その原因は、クリスのプレイを「冷や冷や」しながら観ていた観客が多かったからに他ならないと思われる。ゲイリーとヴィニーという、実力もピカ一で存在自体に圧倒されて興奮した状況とは、かなり異なっている。セットリストの流れも再考の余地があるだろう。だが、このバンドは結成以来最大の過渡期を迎えているところだ。バンドとしての結束力はこれから強まっていくと信じ、クリスがTENのギタリストとして制作する次回作、そしてその自分のプレイでライブをする姿を見てみたい。

IN FLAMES [guest/ARMAGEDDON, THE HAUNTED]

 入場前に待っていた外の寒さが心地よかった。この中に入れば、熱気で体の奥底から熱くなるのはわかっていたからだ。この寒さはいやでもなくなる。この中は炎。そう、LIVE IN FLAMESなのである。
 ゲストのARMAGEDDONとTHEHAUNTEDの演奏は観客の度肝を抜いた。特にARMAGEDDONのクリス・アモット(g)とTHE HAUNTEDのマルコ・アーロ(Vo)のパフォーマンスは、この日最も印象に残ったものだった。この2組のステージで既に1時間半が経過。一階フロアはもはやライブの終盤をむかえたかのようにヒートしている。しかし、2階ははまだまだ不完全燃焼。指定席というもどかしさ。まだ一度もこの音の流れに乗っていない。早く、メインアクトを!!
 そして、やっとIN FLAMESの登場。2階の僕らもようやく立ち上がり、オープニングの音を待つ。「Bullet Ride」だ。過去のどの曲よりも好きなこの曲がかかり、僕も観客もいきなり大合唱。音のバランスは悪く、アルペジオもギターソロもほとんど聞こえないけれど、何度も何度も繰り返し聴いたこの曲、頭の中で勝手に演奏している。サビの「Silent Scream!」。僕はやっとアンダースと同じ咆哮ができた。こんなデス声、普段はとても出せやしない。でもこの空間でなら、人目をはばかることなく絶叫できる。あー、なんて気持ちいいんでしょう!
 IN FLAMESの最大の魅力であるメロディに関しては、サウンドの中音域が大きすぎて、肝心な高音やギターソロなどがほとんど聞き取れなく非常に残念であったが、そのかわりブリッジ部で急疾走する展開の多い彼らの曲ではメタルの醍醐味を堪能。「Swim」「Colony」「Clayman」等では、ブリッジ〜サビにかけてヘドバンするにはもってこいだった。また、一緒に歌える曲が多いのも功を奏し「Embody The Invisible」「Ordinary Story」「Jotun」「Only for The Weak」そしてキャッチーな「Pinball Map」では大合唱となった。そして、彼らの魅力とライブならではの高揚感を凝縮した名曲中の名曲「Episode 666」がラストを飾った。アルバムより更に速い展開で疾走し、そしてサビで「6! 6! 6!」と拳を挙げる。まさにメタルな光景だ。感動。ステージからの音と観客の声援が交錯するこの空間のダイナミズムは、今まで味わったことのない熱い想いを感じることができた。
 ライブアクトとしてのIN FLAMESは、場数は相当踏んではいるだろうが、注文をつけたいところが多かった。しかし、イエスパーも聞いているよりもずっとアクションが大きかったし、アンダースも曲毎にMCを入れるのはどうかと思ったが、フロントマンとして十分すぎるパフォーマンスだった。全体として堂の入った貫禄をみせてくれ、非をカバーするだけの満足感を得られたのは事実である。こんな楽しいライブ、次も是非行きたい。1階に降りる勇気は、ちょっとないけどね。

BON JOVI in 東京ドーム

 「LIVE IN LONDON」のビデオで見た何倍もの興奮がそこに待っていた。「Livin' On A Prayer」から「You Give Love A Bad Name」へと流れるその瞬間は、予想通り全身に鳥肌が立った。この2曲の流れが100%わかってるのにそれだけ身震いするなんて、これぞ構成の予定調和の美しさ。誰もがそう思ったに違いない。
 次がニューシングルの「It's My Life」。出し惜しみなんてしない。ある意味ここがクライマックスだった。冒頭3曲はドームが揺れるほどの大合唱で、BON JOVIのライブが全身で楽しめる楽曲に満ちていることを再確認することができた。
 バックスクリーンに用意されたメインステージ。1塁側1階席にいた僕らからはかなり遠い位置だったが、両サイドに用意されたスクリーンで彼らの表情が手に取るようにわかる。ニューアルバムからはその他に「Say It Isn't So」、「Just Older」、「Next 100 Years」そしてアンコールでの「Mystery Train」。「Save The World」や「Thank You」をやらなかったのは非常に残念。 「Keep The Faith」は当然として、「Bed Of Roses」や「I'll Sleep When I'm Dead」など、名盤「KEEP THE FAITH」からの選曲が意外にも多く、それゆえに嬉しさもたくさんこみ上げた。
 当然のように「Lay Your Hands On Me」、「Bad Medicine」での一体感は筆舌に尽くしがたいほど。特に「Bad Medicine」は一番盛り上がったのではないだろうか。一度のブレイク後にまた始まる流れが堪らない。
 ジョンの歌ははっきり言ってウマいとはいえないし、音がうるさすぎてリッチーの刻むフレーズなんてこれっぽっちも聴こえなかったのは大きなマイナスで、確かにドームのスケールには圧倒されたし、思いっきり楽しめたけど、質としては納得いくものではなかった。しかし、そういったマイナス面を補って余りあるメンバーのパフォーマンスが脳裏に焼き付いている。誰よりも一番楽しんでいたであろうジョンの姿は、やっぱりスターダムにのしあがって、栄光と挫折を味わった一人の人間としての貫禄があった。あのスケールの大きさはおそらく今まで会ったどの人よりも凄かった。
 僕らがこのライブを体感するのは遅すぎた。世界中で、いったいどれだけの人が同じ興奮を味わったかと思うと、なんだか悔しくて仕方がない。7月12日はホットな一日だった!

THUNDER + LILIAN AXE in 日比谷野外音楽堂

 午後5時、サウンドチェックが終わって登場したのは男気たっぷりのゴツい男たち。前座がいるなんて知らなかったので、誰だかわからずに彼らの演奏を聴いた。演奏も歌いっぷりも堂に入っていて本当にお見事、これは無名の新人バンドではないなと思ったが、あとで実はLILIAN AXEだと知ってショック!もっとしっかり聴いておけばよかったー。誰か知らないものだから最後の方は「いつ終わるんだよー」なんて感じだった。しかし、彼らは一生懸命だった。前座としては文句無し。新譜も是非買うべし。
 LILIAN AXEのあとステージでは調整がはじまり、今か今かとスタートを待つ。そしていよいよ、ハリーの登場だ。彼らのライブではおきまりの「New York,New York」でライブの開始。短い足を必死にあげて歌う姿はとても微笑ましい。曲の終わりには他のメンバーがハリーのスーツをひっぺがして、そのまますごすごとハリーはドラムセットに座る。やっとやっと、THUNDERのナンバー「Welcome To The Party」で本当のステージが始まる。

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TEN in みなとみらい21(Bang Up Rock)

 TVKのロック番組「Bang Up Rock」の収録を見に横浜の「みなとみらい21」スタジオに足を運んだ。デパートの一角にあるスタジオは周りとの調和がとれているとは思わないけど、彼らの歌を聴いた人は思わぬプレゼントだったに違いない。それくらい、ゲイリー・ヒューズの歌は素晴らしく巧かった。
 演奏した曲は「You're In My Heart」と「The Name Of The Rose」のアコースティック・バージョン。ヴィニーの奏でる軽快なギターに呼応して、ゲイリーが朗々と歌い上げる。ライブの時もよかったが、こうしてさらに間近で見る歌声はまた素晴らしかった。低音からして伸びと深みのある発声はセクシーで、コーラスでの高らかなヴィブラートはもうとろけそうなくらいだ。後者はアコースティックが似合わないのでちょっと?って感じだったけど、なかなか面白かった。この人はいい曲が書けてしかも歌が巧い。天は二物を与えてるよ。

TEN in クラブチッタ川崎

 およそ最前列から5列目。今にもステージに手が届きそうなベスト・ポジションからメンバーの登場を待つ。「The Robe」のイントロから曲に流れる瞬間にライトが激しく点灯し、いよいよショウの始まり!
 それまでリリースされた3枚の優れたメロディック・ロックの数々を惜しげもなく披露。ライブ受けする曲が多く、観客のノリもよく、ほとんどの曲で大合唱が起こる。バンドの演奏もCDをそのまま再現したような緻密な音で、ライブ経験の薄さをそれほど感じることはなかった。ゲイリー・ヒューズの声の艶は生でも本当に煌めきがあり、低音の深みのある安定した声量と、伸びのあるヴィブラートには鳥肌が立つ。ギターを高い位置でコンパクトに持つヴィニーは、そのスタイルからは想像できないほどの美しいメロディが発せられ、すごいのはちゃんと観客を煽り、笑顔をふりまきながら弾きまくっているところだった。ギターソロもまさに完璧。TENというバンドが人気だけでなく、実力も一流であることが身に染みた。
 中盤で早くも名曲中の名曲「After The Love Hase Gone」がプレイされる。あらゆる曲の中で最高のリフとギターハーモニーをもつこの曲のイントロが流れた瞬間、会場はまさにパニック状態であった。同じく人気ナンバーの「Stay With Me」も最もコーラス映えのする曲で、ライブには欠かせない選択であった。
 そして圧巻はファーストアルバムのラストを飾る感動の大作バラード「The Loneliest Place In The World」。ヴィニーのギターアレンジが秀逸で、キーを一つあげる瞬間は体に鳥肌が立った。その勢いはエンディングまでかけめぐるギターソロの間、衰えることはなかった。
 代表曲「The Name Of The Rose」、「Wait For You」などでのアンサンブルも文句なし。これだけ優れた楽曲を優れた演奏で表現できるミュージシャンがいることはスゴイことだ。最初から最後まで名曲のオンパレード。コート着たままで聴いてたので汗びっしょりになったけど、こんなに楽しいライブは初めてだった。TENはやっぱり最高。
 その後発売されたライブアルバムでは、なんとブックレットの裏にメンバーと観客が映る写真の中に、僕が!二重の喜びでした。

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