富士山登山1
母親と富士山登山に行ってきました。
午前七時に家を出て、十時には河口湖駅に到着。
ちょっと早めの昼食をとり、富士山五合目行きのバスに乗車。
天気もここ数日のなかではかなり天気が良いと聞かされ、天気の不安は軽減しました。
昨年は六合目まで歩いただけなので、それから先はまさに未知の領域。
母親と六合目まで難なく歩いていくまではよかったのですが、
六合目から七合目になると足場は軽石と砂利で足を取られかなり歩きづらい道に。
傾斜もそれなりに急になってきて息が徐々にあがりはじめる。
最初からペースをあげると、高山病にかかる可能性が高いということで、
少し歩いては休憩というのんびりペース。
六合目で次の合目までの所要時間が書かれた簡易地図を貰ったので、
その目安の時間+30〜1時間というペースを保つように。
足場の悪い六合目から七合目間を抜けると、目の前には岩場の登山路が…。
足場が固くなった分歩きやすくはなったものの、太ももにかかる負担は大きくなり
母の疲労もこのあたりから顕著に出るように。
十分ほど登っては休憩の繰り返し。
七号目は下から上まで山小屋が建っているんですが、登っていると
「七合目の終わりはどこだよ」と思わずにはいられないほど、延々と岩場が続いているんです。
このあたりになると標高も3000mになり、風が冷たくなり、数分の休憩でも体温が
一気に下がってしまうため、防寒対策もしないと疲労がたまるばかり。
この日の宿泊は八合目の少し上にある山小屋を目標としていたので、
八合目についた時点で五時を回っていました。
疲労のせいで母は軽い高山病にかかってしまい、少し長めの休憩のあと、
さらに時間をかけて山小屋まで登ることに。
予定の六時頃には山小屋に着いたんですが、外はかなりの寒さに。風も強く体感温度は一桁くらいかな。
おにぎりとチーズと言う食事を取り、あとは暖かくして休むことに。
このときまだ七時半。母の体調も少しは落ち着き始めたものの、改善に向かわなければ下山も考えていました。
山小屋の物価は高く(仕方がないんだけど)缶のお茶400円。ペットボトル500円。
しかし、水分は山の上では本当に貴重なもので、顔を洗うことすらできません。
これほど水の有難さを痛感したことはなかったですね。お茶のおいしかったことなんの。
明日に備えてこの日は七時半就寝。