久々の青空
ここ最近の切ないぐらいの天候が嘘のような快晴。空も真っ青で、辺り一面太陽の反射でとても眩しい。柿の実に帽子のようにちょこんとのっている雪がとてもかわいらしく映ります。昨日の夜、ツルツルに滑っていた道路の氷も見る見るうちに解けていって、ちょっとした川と化した小道をすこし散歩。田舎道にはやっぱりノスタルジックな匂いが漂ってますね。
夕焼け
長野から須坂へ向かうわずか10分の間に、こんなに空の色がかわるのだ。特に沈む瞬間の太陽は真っ赤だった。神秘〜。
このあと、須坂の隠れた名店「しのぶ」にて舌鼓。ここは地味な佇まいながらも出てくる料理はどれも絶品なのだす。みそ汁ひとつにしても、一般家庭ではちょっと作れないダシの旨味があって信じられないぐらい美味。「旨い」を連呼して今日もやっぱり食い過ぎだ。
戸隠
今年の秋はいったい何回戸隠に行ったんでしょ。途中で目にとびこんできた戸隠の山々の輪郭とダイナミックな雲の表情がとってもドラマティックな感じ。奥社のあたりは黄色い紅葉がキレイでした。
目的地の戸隠キャンプ場近くはまだ完全に紅葉になっておらず、ちょっと勇み足だったか。撮影は次週にもちこしかな。
田舎に住んでいながらも、山の空気のおいしさってのはまた別格。田舎生まれで大人になるまではCaltureにばかり遠い憧れを抱いたりして実際この地を離れたりもしたけど、今となってはNatureの良さが身に染みてきているわけです。今日はバッタと睨めっこしたりしてみた。
カヤノ平〜野沢温泉
紅葉の穴場スポット、木島平村のカヤノ平〜野沢温泉ルートをはじめて走ってきました。オープンが気持ちよい天気です。紅葉シーズンまっただ中というのにそれほど人も多くなくてゆっくりスピードでドライブ。カヤノ平では牛が長閑に戯れていて、その周りのキャンプ場ではまばらなテントが。ほんの5分で立ち去る僕らの目的はその次にあるのだ！カヤノ平を越えると野沢温泉に下る約35kmの山道が全て見頃の紅葉なんです。車が何台も停められるビューポイントがないので（だから人がこないのか？）ちょっとした脇道に停めるしかないんだけど、木々の隙間から覗く向かい側の山の色がホントにキレイです。基本的には黄色とオレンジが多く、緑や黄緑との配色が絶妙。紅葉を楽しんで里に下りたあとには、美しい夕焼けのオマケつき。夕飯にはエビと栗シューを食してすっかり秋満喫な一日でした。
さーて仕事仕事…
白根〜横手
今日の起床はナント3:30！寝たのが2時近くだからほとんど仮眠みたいなもんですな。まだ真っ暗な中車を走らせて、今日は志賀高原のもうちょっと先にある白根山へ。時速80kmぐらいでとばして正味1時間で到着。さすがにほとんど人はいなかったです。山田牧場の教訓を生かし、今日は厚着で。山頂付近の気温は約5度です。ホントに寒いです。田舎に住んでいて山の風景にはなれているけれども、ここは別格。山のカーブを抜けて突然姿を現す様々な山の形、ウェールズにでも来たかのようなくすんだグリーンの色、剥き出しの土の荒涼感、どれをとっても圧倒的なスケールで、その光景にはいつも無言にさせられてしまう。
破風高原
早朝、山田牧場をまわったあとに一回下山して、豊丘を突っ切って破風高原へ。ドン突きの地味スポットなんで、だれもいなかった。日差しもでてきて散歩にはちょうどよかったな。早起きすると普段見ている景色とはまたひと味違った表情をプレゼントしてくれます。ここは実家から車で30分強ぐらいなのですが、急坂なため標高は一気に2,000mに。途中、朝日と山の木々の水滴が反応して、まるで雪化粧のような美しい輝きを放っていました。下界の気温が日中30度を超えているなんて信じられないぐらいです。まったく車の通らない山道のド真ん中に車を止め、しばし見とれていました。
山田牧場
結局今日も早起き。先週よりもはやく4:00に起きて山に向かって30分ほどコペンを走らせ、山田牧場へ。…そしたら、寒い！半袖Tシャツ一枚でいった自分も悪いのだが、こんなに寒いとは。ま、この時季の長野は平地でも日格差が20度近くなるときもあるんで十分気をつけないとね。数分外へでて震えが止まらないのですぐ下山。こんどは隣の山道を登って破風高原へ。ドン突きの地味スポットなんで、だれもいなかった。日差しもでてきて散歩にはちょうどよかったな。家に帰ってきたのが9:00。昼間で昼寝して、午後は灼熱地獄の中駅前にでかけ本とCDを物色。夜は公園でバレーボールをして汗をかき、自家製ツインハンバーグとホッピーで舌鼓。なんて健康的な一日だったのでしょう！でも気温の差がありすぎ！
千曲川
あらたなプロジェクトのロケハンをしに、車で5分ほどで着く千曲川に散策にでかけました。橋を下りて川の脇をちょっと歩いただけで、人工の匂いはすぐに消え去り、自然の息吹が瞬く間に広がっていきました。砂利の中でぽつんと咲く花を眺めたり、川の流れにゆらめく葉っぱをただただデジカメのムービーにおさめたり、川縁に迷い込んだ小さな魚を観察したりと、忙しい毎日の中で、まるで時間が止まったかのような感覚になって心がリフレッシュされたような気がします。
車を30分ほど走らせて山田牧場方面へ。名勝「雷滝」にはじめて行ってみる。かなりの地元音痴で近所のスポットとかほとんど知らなかったもんで、近くにこんな大迫力の滝があるなんてびっくり。そして後悔。滝の裏側なんてテレビでは見たことあったけど、こんな近くにあったとは…。ここにたどりつくまでの階段は急で高所嫌いな僕にはややきつかった。