[長野デジタル元年] 放送と通信の融合はどうなるか
ここ長野でも10月から民放の地デジがはじまるわけですが、それにあたって地方の放送局がどうなっていくのか、放送と通信の融合はどうなるのか、といった議題で、各界で最前線を行くパネリスト(株式会社インデックス・大森洋三氏/株式会社Jストリーム・古株均氏/株式会社みずほコーポレート銀行・佐藤勇一氏/株式会社テレビ神奈川・伊達木昂訓)によって議論が交わされるというセミナーに行ってきました。経営者協会主催だったからか経営者層が多かったのかな?よくわかりませんがそんな雰囲気の方々がたくさんいた気がします。もちろん放送局の方は多数いらっしゃいました。逆に僕らのような私服でうろつく現場クリエイター系はほっとんどいなかったような…。
全体として概論的な内容ですが放送と通信というとてつもなく巨大な存在を俯瞰して見ることができたのでとても勉強になりました。Web屋だからといってWebだけやっていればいいわけではないですし。若い人がもっと見にくればよかったのになぁと思います。
地デジ、ワンセグの話題はもちろん、Web広告やWebプロモーションについても多数事例を紹介されてました。カンヌ狙いの強烈なブランディングサイトとか見せたりして、会場にいる人たちのWebに対する見方が変わったとすれば、大きな一日だったんじゃないかなと思います。それと同等のサイト作れっていわれると困るけどねぇ。
おもしろいセミナーでした。
非常に共感できたというか納得できたのは、古株さんのプレゼンにあった「何が放送と通信の融合なのか」「放送と通信は融合するのか(いや、しない!)」の話。「融合」というキーワードがブームになってるってだけで、実際その論点が法律論なのか技術論なのかソフト麺じゃなかったソフト面なのか、わけ分からなくなっているっていう分析には、なるほど、そう! そうなんですよ! って感じでした。
だけど、このセミナーも、そういう大くくりなタイトルだったから現場の人間が少なかったのだとすれば…ちょっと残念かなぁ、なんて思います。
あらいぐま・はたぼう at 2006年05月26日 01:13お疲れさまでした。
僕もやはり古株さんのパートでは一番興奮してました。
放送側、通信側それぞれの論点が明確で、パネリストのバランスもとてもよかったですね。
タイトルは、最後に「2.0」をつければどうです?(笑
ハラヒロシ at 2006年05月26日 09:32