死ぬまでにしたい10のこと
「死ぬまでにしたい10のこと」(2003年スペイン・カナダ/イザベル・コヘット監督・サラ・ポーリー主演)
優しい夫と2人の子どもを育てている23歳のアンに突然降りかかった「ガンで余命2、3カ月」の宣告。アンは誰にもそのことを告げずに、ノートに死ぬまでにしたい10のことを書き留め、実行していくことで前向きに残りの人生を生きていく、というストーリー。愛する家族へ愛情をたっぷりと注ぎ込み自分がいなくなったあとのことをちゃんと考えながらも、平凡で取り柄のない生活から脱しようと浮気をして利己的に過ごしたりと、健気で一生懸命生きていく姿がうまく描かれている。美しい映像の中で等身大の演技をみせる主演のサラ・ポーリーが抜群によい。周りを固める夫役のスコット・スピードマンや母親役のデボラ・ハリーも素晴らしいです。浮気相手の存在感が希薄だったりして興ざめする場面もなきにしもあらずでしたが、あまり悲劇的に描かれていないところがこの映画の良さなんでしょうか。★3つ。
サラ・ポーリーは、ずいぶん前にNHKで放送してた「アボンリーへの道」に出てた女の子で、そのドラマは2年くらい放送してたから、その後彼女が映画に出てるのを知って、見たいと思ったんだけれど、まだ見てないです。でもこれは絶対に見る予定。
misaki at 2005年07月17日 12:19この人、ほんとにいい女優さんだと思いました。他の作品見てみたいですね〜
ハラヒロシ at 2005年07月17日 12:49>スウィート ヒア アフター
アマゾンで調べてみましたがすごく興味あります。こんど探してみます。
「死ぬまでに〜」と一緒にかりてあるのがサカデミー大賞の「ビッグ・フィッシュ」。
やっと借りましたよ〜。近々観ます。