殿様料理再現会食会
豪商の館・田中本家の殿様接待料理再現会食会を堪能してきました。参加者は1日限定20名で複数日開催。今年で10回目だそうですが毎年すぐに予約がいっぱいになるとのこと。主屋にてまずは抹茶をいただきながら館長から田中本家の歴史などを拝聴。このへんの観光地といえば善光寺、小布施、志賀高原はすぐ挙がるけど、須坂はマイナーな存在。でも江戸時代は北信随一の経済力があって殿様はそれはそれはすごい生活をしていたそうです(って、このぐらいは地元の人なら常識で知ってるのかな?どうも地元音痴なので…)。
157年前の須坂藩12代藩主堀直武公を田中本家に招いたときの献立を古文書を元に再現し、当時の焼き物の器(伊万里焼や輪島膳枕揃など)で、当時から付き合いのある料亭が料理をつくってくれます。めったに割烹なんて食べないですが、よくある創作料理系のものではなく、良い素材をシンプルに料理しているので非常に美味しかったです。特にシイラという魚の刺身と栗ごはんが絶品でした。襖を開けると太陽の光が眩しいぐらいに差し込む立派な庭。うーん、殿様気分!会食後、普段は一般客を入れない重要文化財の客殿に特別に入れてもらい、風情のある庭に囲まれながら心地よい風を浴びてまた殿様気分。ほんとはこのあと博物館の展示見学もあったのだけど、このあいだ見ているし、仕事に戻らなくてはならないのでお先に失礼。
殿様からサラリーマンに戻りますw
[ ART ] Posted by hara at 2004年10月10日 14:14
面白そうですね〜!
そしてシイラが食用魚だとは知りませんでした。
子供の時に見た図鑑で一度に嫌いになった記憶が微妙にあって、
それで勝手に毒魚だと思い込んで生きてきたみたいです(恥)
こういうイベントが無かろうと、
僕も近くの旧跡など訪ねてみたくなってきました!
僕は動植物全般が苦手なのでシイラなんて名前すら知らなかったです(恥)
この家は同級生だったもので、中学のころは遊び場みたいなものだったのですがw大人になるにつれこういう趣のあるものに興味がでてきて、住みたいなぁって思います。