メロディアスHRといえば、TEN
ゼロ・コーポレーション。90年代中盤ごろに数々のマニアックなメロディック系バンドを日本でデビューさせ、そして散っていった伝説のレーベルです。いまや郷愁すら感じる、あのジャケットデザインと大仰な帯タタキ…。
その中でもこのTENというバンドの登場はかなりのインパクトがありました。B!誌対談では小粒扱いされてますが…(みんな書いてるとおり、あの記事はムカツク内容。特に僕らの世代にとっては)。それはさておき、「テン?ダッセーバンド名だな」と思いつつ、電話で試聴できるという「MVPサポーティングコール!(だったかな?)」で試聴したらなかなかの感触だったので、同時発売だったミカエル・アーランドソンと一緒に購入。当時はまだ、英国HR特有の「煮え切らないメロディ」の良さがあまりわからなかったので、「After The Love Has Gone」とかもリフは最高なのにサビで盛り上がらないなぁなんて思ってて評価は"中の上"ぐらいだったんです。だけど、なぜだかリピートしてしまう。じわじわと良さがわかってくる感覚っていうのは、このアルバムが初めてだったかもしれないです。それ以来「After The Love Has Gone」はブリティッシュHR/HMの中では常にNo.1の存在です。それから、バラードの大曲「The Loneliest Place In The World」もね。3rdリリース時の来日公演はホントに素晴らしかった。TENがいたからこそ、DAREにも触れるきっかけにもなったし、いろんな意味でTENの存在は計り知れないですね。
僕の TEN との出会いは当時 FM フジでゼロコーポ来月のイチオシとして流れた "Yesterday Lies In The Flame" なんですよね。元々 Gary Hughes はソロアルバム持ってて、その Gary のニューバンドという触れ込みだったので多少期待はしていたのですが、この曲聴いてその期待は更にふくらみ、アルバムを聴いて完全に打ちのめされたって感じです。
しかも TEN のアルバム買ったのが最初に入った会社の新人研修の帰りだったもので、あのアルバム聴くと社会人になりたての頃が思い出される思い出深い一枚だったりします。
僕もそのサポーティングコールで聴いたのが同じく"Yesterday Lies In The Flame"でした。そのサポーティングコールもつながりが良かったり悪かったりでちゃんと聴けなかったんですけどね。当時インターネットもよくわからなくて、ゼロコーポのサイトにアクセスしたけど重くてきちんと見られなかった記憶があります。
音楽にまつわるエピソードって結構覚えているものですよね。僕もはじめ働いていたとき会社の人に「僕はTENっていうバンドが好きなんです」って言った覚えがありますね。実際聴かせたりして反応はイマイチでしたけどw。
今までTENは未聴だったのですが、
ちょうど最近このジャケットのCDを買いました。
で、Stay with Meで一気に気に入りました!
今まで見逃していたのが惜しかったです。
TEN購入されましたか!
「Stay with Me」はライブで盛り上がる人気曲ですからね〜。
1stが気に入ったらその後のアルバムは全部OKですよw
僕は個人的には4th「SPELLBOUND」が一番ドラマティックな感じがして大好きです。