ITALY
5月26日〜6月2日ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマへ。天候に恵まれた8日間。事前にそれなりにイタリア語を勉強したものの、ほとんど英語でOKだったので会話もスムーズに通じた。以前NYに行ったときは無口な日本人だったけど、今回は臆することなく積極的に会話ができて楽しかった。それにしてもイタリア語って面白い。覚えれば楽しそう。
5.26-27
最初の目的地、ヴェネツィアにはオランダ・スキポール空港(ph1)経由で。空港のサインの色が黒と黄色なので妙に興奮。待ち時間が長くて疲れるし、空気が乾燥していて喉をやられ、いきなり初日から風邪。イタリアの気温は日本とほぼ同じだけど、乾燥している分汗はかかなかったので過ごしやすい。
水の都・ヴェネツィアではサンマルコ寺院(ph2)や嘆きの橋を見た後、ゴンドラに乗って無数の水路を遊覧(ph3)。古めかしい様式の街並みを運河沿いに眺める景色は絶品。このあたりは車も自転車も入ってはいけないので全て徒歩で回ることになり、迷路のような街並みをあちこち歩いていると本当に疲れる。お店もたくさんあるけど観光用といった印象が強い感じ。市場でチェリーなどの果物をたくさん買い込んでホテルで早めに休息。
5.28-29
車でボローニャ州を縦断してトスカーナ州の州都フィレンツェへ。ウフィッツィ美術館、シニョーリア広場、ドゥオモ(ph4)などを観て回る。「花の聖母教会」と呼ばれるドゥオモは大輪の花のような蓋が印象的で美しい。ちなみに映画「冷静と情熱の間に」はここでロケが行われた。
ドゥオモの南西一帯はショッピングの中心地。はじめから目星をつけていったお店で服や靴を買ったりする。イタリアの製品はさすがにデザインやディスプレイも優れていてオシャレでカッコイイ。イタリア人は皆オシャレを楽しんでいて、おばあちゃんとかもすごく素敵な感じ。
それにしてもイタリア人の運転はとっても粗い。帰りのタクシーはベンツだったのだが、ドライバーの若いイタリアーノはものすごい飛ばす人で、まるでカーチェイスでもしているかのよう。前の路線バスの後ろすれすれに走っているのに、よそ見したりしてるし。車線なんて関係なし。死ぬかと思った。
5.30-31
日本では知名度の高いペルージャのあるウンブリア州を通過して、ラツィオ州にある首都ローマへ。トレビの泉、パンテオン(ph5)、スペイン広場(ph6)などを回る。スペイン広場はご存知のとおり、映画「ローマの休日」でオードリー・ヘプバーンがジェラートを食べながら階段を降りてくるシーンがあるのだが、近くのバールで売っているジェラートは絶品。イタリアの料理はパスタもピザもサンドイッチも、どこで食べても美味しくて大満足だった。8日間いても飽きることはなかった。
ローマはかなり広いので2日ぐらいでは回りきれない。コロッセオや真実の口、カラカラ浴場にも寄りたかったけどその前にいったヴァチカン市国(ph7)で既に体力の限界。ローマの街は近代的なビルとかも全くなく、様式美の統一された建築が延々と続く。それゆえに現在地が掴みにくいので必死に地図を嘗め回すように徘徊。
ここでも買い物をそれなりに楽しむ。滞在中、ホテルにいるときは熱心にMTVを鑑賞し、現地の音楽に積極的に耳を傾けたけど、良い音楽がたくさんあってびっくり。イタリア語の語呂の良さはホントにかっこよい。ローマにある大きなCD屋にいって早速2枚ほど購入。満足満足。
ちなみにローマの初日の夜、生まれてはじめて金縛りにあってこわかった...声も出ないのでとりあえずウーウー唸ってたら治った。
6.1-2
最後のローマの朝は幻想的な霧の中で迎える(ph8)。朝、ホテルを出発してから再びオランダのスキポール空港へ。空港内でチューリップの球根や花の種を買って、飛行機を乗り継いで、結局ホテルから自宅までかかった時間が約24時間。直行便がいいなぁとつくづく思う。